空き家改修に助成金、子育て世帯など対象 尼崎

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18.07.17

空き家改修に助成金、子育て世帯など対象 尼崎

 

兵庫県尼崎市は7月から、市内で空き家の一戸建て住宅を買った子育て世帯と新婚世帯を対象に、建物の改修費を補助するなど、助成制度を拡充させた。課題となっている空き家の活用を図り、子育て世帯の転入・定住を促すのが狙いで、双方での課題解消を目指す。(岡西篤志)

2013年の住宅・土地統計調査では、市内の空き家率は15・0%で、全国平均の13・5%を上回った。今後も空き家は増えると見込まれ、市は今年1月、「市空家等対策計画」を策定。これに基づき7月から空き家対策を本格化させた。

子育て世帯向けの助成対象は、市内の一戸建て空き家を購入した世帯のうち、18歳未満の子か妊婦がいる世帯と、婚姻届を提出した翌日から5年以内で夫婦の年齢の合計が80歳未満の世帯。購入した住宅に、耐震性能がある▽延べ床面積が80平方メートル以上▽建物の完成後5年以上が経過している-などが条件で、屋根や床、壁紙の張り替え工事などにかかる費用の半分を最大50万円まで助成する。

助成を受ければ、住宅ローンで、低金利の融資が適用される制度もある。

このほか、市は助成メニューを二つ用意。一戸建てやマンションの空き家を買った世帯で、外壁の断熱改修など「省エネ改修工事」をすれば上限12万円、さらに家庭用燃料電池などを備える「創エネルギー機器設置工事」をすれば、上限7万円まで補助する。

また、密集市街地の中にある狭小地(50平方メートル以下)を、隣接する土地の所有者が買い取り、住宅を建築する場合などに、最大50万円を助成する。

一方、市は空き家の所有者らに活用法などを紹介する「空き家活用アドバイザー」も無料で派遣する。市住宅・住まいづくり支援課TEL06・6489・6608

(出典:神戸新聞)