子供の熱中症に注意…体温調節機能が未発達

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18.07.19

子供の熱中症に注意…体温調節機能が未発達

 

日本列島各地が猛暑に襲われる中、子どもが熱中症の症状を訴えて病院に救急搬送されるケースが後を絶たない。子どもは体温調節機能が未発達で熱中症になりやすい。大人は予防措置として小まめな水分補給などを促すとともに、子どもの様子を注視し、ふらつくといった症状があれば直ちに保護する必要がある。

気象庁が猛暑に警戒するよう呼び掛けていた17日には、愛知県豊田市で校外学習から学校に戻った小学1年の男児(6)が教室で意識を失い、病院で死亡した。死因は熱中症の一種、熱射病だった。18日には宮城県名取市の小学校の校庭で人文字の航空撮影を終えた児童38人が相次いで頭痛やめまいなどの体調不良を訴え、救急搬送された。

身長が低い子どもは地面からの照り返しを受けやすい。さらに汗が出る「汗腺」が未発達で体に熱がたまりやすい。遊びに夢中になったり、自分の体調悪化をきちんと伝えられなかったりしているうちに症状が重くなることも多い。保護者や教員、地域の大人は注意深く様子を見守るべきだ。

子どもが喉の渇きを訴えた時点で既に体内から多量の水分が失われていることが多い。症状が進んで意識障害が出ると、自力では水が飲み込めなくなる。そうした事態を避けるためにも、小まめな水分補給を促そう。

授業や課外活動の途中でも、日陰や温度管理された室内など、涼しい場所での休憩時間を確保して体を十分に休ませる。

めまいや立ちくらみ、体がだるい、力が入らない、吐き気や嘔吐、汗が止まらない、汗が出ないといった症状は熱中症の初期症状である可能性が高い。「しばらく様子を見よう」と判断を誤り、その間、子どもの症状が重くなっていく恐れがある。救急車を呼ぶなどして病院に向かい、早く医師の判断を仰ぐべきだ。

(出典:産経WEST)