2020年2月29日
1時間/0円-300円で利用できる子供預かり
ひとり親家庭等日常生活支援事業とは?
※上記は大阪市の制度案内(大阪市提供)
母子家庭・父子家庭(寡婦も含む)を対象に、一時的に保育や家事・介護を必要とする場合、家庭生活支援員の派遣や支援員の居宅で保育するなど、各自治体で行っている生活支援制度です。
<利用料(1時間あたり)>
生活援助 | 子育て支援 | |
生活保護又は市民税非課税世帯 | 0円 | 0円 |
児童扶養手当支給水準世帯 | 70円 | 150円 |
上記以外の世帯 | 150円 | 300円 |
生活援助・・・対象家庭の居宅における食事や身の回りの世話、住居の掃除、生活必需品の買物、医療機関等との連絡、子どもの保育
子育て支援・・・家庭生活支援員の居宅等における子どもの保育
※上記は一般的な内容であり、自治体により若干の違いや、制度を設けていない場合もあります。
※子どもの対象年齢は20歳以下としている自治体が多いですが、こちらも自治体により異なります。
(追記)また各地のメンバーにヒアリングしたところ、離婚から1年以内、児童扶養手当世帯のみ対象など使用制限を設ける自治体もあるようです。
詳しくはお住いの市町村役場に「ひとり親家庭等日常生活支援事業」についてお尋ねください。
※本ページの下部に、主な自治体の本制度案内のHPの一覧にして掲載しています。
国が、各自治体が実施する事業に補助を行い運営しています。(詳しくはコチラ 厚生労働省HP)
<その他の行政等が行う事業>
※自治体により内容や利用料が異なりますので、詳しくはお住いの市町村役場までお問合せください。
●トワイライトステイ
保護者が仕事のため帰宅が夜間になる場合や、休日に不在となる場合などに子どもを預かる制度です。(有料)
●ショートステイ
保護者が出産・疾病・看護、事故および災害などの理由により子どもを一時的に家庭において養育できない場合に、子どもを預かる制度です。(日数制限あり、有料)
●放課後児童クラブ
小学校において、平日の放課後・土曜日・長期休業日などに、放課後の活動場所を提供する制度(無料、保険関係費がかかる場合も)
大阪市では「いきいき」、名古屋市では「トワイライトスクール」などの愛称で親しまれています。
●ファミリー・サポート
1時間800円程度で利用することができ、対象は生後3か月から10歳未満です。
詳しくはコチラの下部をご覧ください。
※ベビーシッター、託児所などについてもまとめています。
●その他施設
<主な自治体のひとり親家庭等日常生活支援事業>
●堺市
●福岡市
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kodomo-mirai/k-katei/child/hitorooyakateinitijouseikatushien.html
※順不同。すべての自治体情報を掲載できず申し訳ありませんが、ご理解の程よろしくお願いします。
<追伸>
今回、各地のメンバーに本制度をヒアリングしたことで、利用できる子どもの年齢が異なったり、地域によっては離婚から1年以内、児童扶養手当世帯のみ対象など使用制限を設けたりなど、対応が違うことがわかりました。
ひとりで子どもを育てている事実は変わらない中で、地域差や制限があることに、利用者から納得が得られるのか疑問が残ります。
こういった点も声をあげて改善を求めていければと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
最後に、お役立ち情報一覧はコチラをご覧ください。