親がコロナ感染 子供の世話、支援の手「拡充を」(産経新聞に取り上げられました)">

親がコロナ感染 子供の世話、支援の手「拡充を」(産経新聞に取り上げられました)

 

2021年10月4日

 

 

 

親がコロナ感染 子供の世話、支援の手「拡充を」

(産経新聞に取り上げられました)

 

 

   

 

 

 10月4日(月)、産経新聞に取り上げられました。

 

 

 

●親がコロナ感染 子供の世話、支援の手「拡充を」 第6波に備え

 

 

 子育て中の父母が新型コロナウイルスに感染したら、子供の世話をどうするのか-。流行第5波では感染者の若年化が進み、子育て世帯にこうした不安が広がった。一時預かりなどの支援は自治体ごとに手厚さが異なり、冬場に危惧される第6波の感染状況次第では、必要な家庭に支援が行き届かない恐れもある。

 

 ひとり親支援協会は「他の自治体の好事例を取り入れるなど、今のうちに備えるべきだ」と訴えている。

 

 

 

 東京都内の女性会社員(40)と夫は8月、保育園に通う長男(3)が発熱したのに続いて、ともに38度台の熱を出した。PCR検査の結果、夫婦のみ陽性判定となり、自宅療養することになった。マスクや消毒などの基本的な感染対策を取ったが、夫婦のどちらかは長男と同じ部屋で過ごす必要があり、特に入浴や寝かしつけの際は密着せざるを得なかった。

 

 長男は保育園を休み、外出できないストレスからか毎日のように泣き叫ぶようになった。この頃、都内では感染者が急増しており、「ほかに大変な患者がいると思い、子供のことは保健所などに相談しなかった。ただ、自分たちの症状がいつ悪化するか分からず、家族だけで乗り越えなければならないという不安を感じていた」と打ち明ける。

 

 

 

 小学校高学年の娘を1人で育てる男性も、7月に感染。自宅療養をする中で、自治体から感染者向けの配食サービスを受けたが、娘の分はなく、食事の用意や洗濯などの日常生活に苦労したという。

 

 

 

 ひとり親サークル「エスクル」を運営する「ひとり親支援協会」代表理事の今井智洋さん(34)の元には、保護者らから、自宅療養中の生活や重症化した際の子供の預け先などについて、相談が寄せられる。自分が死亡した場合の連絡先を、子供に伝えたシングルマザーもいたという。

 

 今井さんはこうした家庭に必要な支援として、食料の確保や子供の預かり先、孤立を防ぐための相談先の充実などを挙げる。(10月4日付 産経新聞)

 

 

 

 

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