2025年2月28日
【埼玉・千葉・神奈川】
2025年度 子育て支援策まとめ
新年度・令和7年度の自治体の予算案が相次いで発表されています。
中でも注目されるのが、自治体ごとに独自に打ち出している子育て支援策のうち、特徴ある支援策をまとめました。
※各子育て支援策の詳細については、各役所HPや窓口にお問い合わせください。
【埼玉県】
▼朝のこどもの居場所づくりモデル事業
小学校の始業前の時間に子どもを預かるモデル事業を実施
▼バーチャルユースセンター事業
メタバース空間に子ども・若者が体験、交流、相談をできる居場所を設置
▼保育士確保の推進
新卒保育士への就職準備金を拡充
【さいたま市】
▼公園利用ルールづくりの試行的な取り組み
ボールの使用など子どもから高齢者まで年齢を問わず利用者がルールを話し合う場の提供
▼放課後の子どもの居場所づくり
学童保育の待機児童をなくすため、新たに定員を設けずに受け入れるモデル校を13校に
▼小中学校全校への空調設置推進
学校生活の向上や災害時に備えて空調設備の新規整備や更新を行う
【千葉県】
▼保育士の処遇改善事業
民間保育所などの保育士1人につき月額2万円を支給
▼保育の質の充実「ちば・うみやま保育」
自然体験活動を通じて子どもの主体性や創造性などを育む団体の活動費用を助成
▼チーパス事業
妊娠中か未成年の子どもがいる家庭への店舗などでの優待サービス提供
【千葉市】
▼待機児童ゼロを維持
保育園と学童保育の待機児童ゼロを継続するため整備と給与改善などを一体的に進める
▼病児・病後保育運営支援
病児・病後児の保育を行う事業者の新規開設を促進するため運営費を支援
▼子ども・若者支援の充実
中学生から20代の若者を中心とした「こども・若者会議(仮)」を設置し、意見を聴く
【神奈川県】
▼私立高校授業料実質無償化の対象の所得制限を引き下げ
これまでの年収700万円未満から年収750万円未満の世帯まで拡充※多子世帯は910万円未満まで
▼高校奨学金の拡充
学業に意欲があり援助を必要とする生徒への無利息の奨学金について所得制限を撤廃
▼学習クーポンを配布する市町村への補助
低所得世帯や多子世帯の中学3年生に対し、クーポンを配布する市町村に補助
【横浜市】
▼“子育て世帯にゆとりを”子ども預かり事業
市の施設で数時間、3歳以上の子どもを預かりダンスや英語遊びなどを提供するモデル事業
▼長期休業期間中の学童保育などでの昼食提供
小学校が長期休みの期間に、学童保育などで有料で昼食を提供
▼小学生の朝の居場所づくり
始業前の小学校で子どもを預かるモデル事業
【川崎市】
▼妊婦健診の支援
令和7年7月から、妊婦健診の公費負担を8万9000円から13万5000円に拡充
▼子育てアプリのリニューアル
イベント参加や妊娠届・出生連絡票などの申請機能をつけるなど使い勝手を良くする
▼一時保育システムの導入
スマートフォンで空き状況の確認や予約を可能にする
【相模原市】
▼学校給食費の一部無償化
小学校入学による子育て世帯の経済的な負担増を軽減するため1年生の給食を無償化
▼スタディークーポン事業
就学援助世帯の中学3年生の学習塾代として年間12万円のクーポンを支給
▼フリースクールなど利用児童・生徒支援事業
学校外の居場所・学びの場を確保できるようフリースクールなどの費用を支援し、保護者負担を軽減
2025年2月27日付 NHK首都圏ナビより
東京23区・埼玉・千葉・神奈川 2025年度 子育て支援策をまとめてみた | NHK
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