令和元年10月1日
保育無償化による影響調査 集計結果
コチラで行いました幼児教育・保育の無償化による影響調査を集計しました。
緊急調査で短い期間にも関わらず、103件のご回答をいただきました。
ご協力をいただいた方々、情報提供いただいた方々、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
並行して自治体に聞き取り調査を行いました。無償化により「逆転現状」が起こるケースについてもまとめております。詳しくはコチラをご覧ください。
※すでに就学された子供をもつ方は、もう少し早く無償化してほしかったことが本音かと思います。エスクルの活動を広げ、学童を含めた義務教育、高等教育、養育費、遺族年金などについても今後取り上げていければと思います。
なお、待機児童、延長保育への補助金支給(無償化の拡充)、収入制限のないひとり親手当の創設、養育費保証についてはコチラで政策提言しておりますので、あわせてご覧ください。
Q.3 Q2の内訳となった理由をお教えください。※もし可能であれば、無償化前(現在)/無償化後(10月以降)にかかる費用の違いも詳しくお教えいただけますと幸いです。(自由記述)
40 件の回答のうち抜粋
<トータルの負担額は減った>
・現在(月額) 保育料 約3万円 預かり保育(平日14:30〜18:00利用) 約7500円
→無償化後(月額) 保育料 約6000円 預かり保育 約1000円
・子供2人で保育料2人分+延長保育料2人分でしたが、無償化に伴い保育料1人分+延長保育料2人分になりました。
・4歳児の子どもの保育料が2万以上していた保育料がタダになるのでトータルは安くなります。
保育料とは別に徴収されていた給食代は月1000円前後だったのが3000円以上に値上がりします。
<トータルの負担額は増えた>
・現在/保育料約2000、給食費約2500円 10月以降/給食費6500円
・現在…保育園延長料金のみ 以降…延長料金プラス補食代プラス給食費
・保育料免除は変わらないが主食費値上がり+副食費の追加、施設費の見直し、延長保育代の改定
<負担額は変わらない>
・無償化前も0円世帯だったので、払うことなく、主食代(米代)として1000円払っていた。無償化後も主食代は変わらず、副食代は、免除となっているのでかわらない。
・1歳児クラスに通っていますが、住民税非課税世帯ではないため無償化による影響自体がありません。将来的には3歳児クラス以降ではトータルの負担額は減る見込みです。
・大阪市は元から無償化をしていたため変わりません。
待機児童となり、仕方なく子どもとともに職場の保育園へ通っている。通勤に往復4時間以上かかり、ストレスMAX。地域の保育園は本当に必要な人が利用できるようにして欲しい。
【調査の詳細】
調査名:ひとり親家庭における幼児教育・保育の無償化による影響調査
調査主体:一般社団法人 ひとり親支援協会(エスクル)
調査期間:2019年9月26日(木)~9月30日(月)