2022年8月30日
法務省・共同親権にかかる最新状況
【8月30日時点】
8月30日(火)、法務省の法制審議会家族法制部会第19回会議が開催され、共同親権にかかる中間試案の取りまとめについて議論されました。
すでに報道等でご覧になっている方も多いかと思いますが、中間試案の取りまとめについては様々な意見が各方面から示されているところです。
本日の会議では、各委員のご議論の結果として、中間試案の取りまとめにはまだ機が熟していないであろうということで、取りまとめをすることなく会議を継続することとなりました。
ひとり親の皆さま(予定者を含む)においては、共同親権にかかる中間試案の取りまとめに向けた動きについて気にしておられる方も多いと思います。
法務省から現状のご説明と、まだまだ情報を整理中の点もあるとのことで、近く打ち合わせをしたいとのご依頼を受けています。
何か伝えてほしいことがある方は、気軽に以下よりご意見を聞かせていただけますと幸いです。
参考: 共同親権の率直なご意見を教えてください(法務省が現在導入検討中)
※多くのご意見をいただいており、現在も回答可能な状況にしています。
今後も皆さまに最新情報を伝えていきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
<参考①>
#共同親権 について、相当長引くとみています。
#共同親権にかかる中間試案 は、どんなに早くても11月、むしろ年内は難しい可能性もあると予想。
議論が激化している今こそ、基本に帰り、
#養育費の不払い などの #子どもの権利 に目を向けるべきと、個人的には思います。
https://twitter.com/tomoni21/status/1564955378735288321?s=20&t=dkKTq98PNJSOxMmTEFsq9A
#共同親権 について、相当長引くとみています。#共同親権にかかる中間試案 は、どんなに早くても11月、むしろ年内は難しい可能性もあると予想。
議論が激化している今こそ、基本に帰り、#養育費の不払い などの #子どもの権利 に目を向けるべきと、個人的には思います。https://t.co/K4Mfoi2etO
— ひとり親支援協会 今井智洋 (@tomoni21) August 31, 2022
<参考②>
離婚後の共同親権、法制審が試案取りまとめ延期 自民保守系が反発
離婚後の「共同親権」の導入などを議論してきた法制審議会(法相の諮問機関)の部会は30日、当初予定していた中間試案の取りまとめを見送った。
賛否が激しく対立する中、現行の「単独親権」の維持と両案併記の形でパブリックコメントにかける予定だったが、自民党法務部会から更なる議論を求める声が上がったことなどを踏まえ、延期を判断したとみられる。
法務省によると、この日の法制審部会では、「法制審は法制審として独立して議論するべき場」「本日取りまとめてもいいのではないか」という意見が出た。
しかし、国民から意見を募るパブコメをより良いものにするうえで「議論が熟していない」との結論に至り、取りまとめは見送ったという。
8月30日付 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASQ8Z4G3YQ8YUTIL031.html
<参考③>
●法務省 法制審議会家族法制部会HP
https://www.moj.go.jp/shingi1/shingi04900001_00153.html
※議事録などは追って掲載されます。
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