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【東京23区】2025年度 子育て支援策まとめ

 

2024年2月28日

 

 

【東京23区】

2025年度 子育て支援策まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 新年度・令和7年度の自治体の予算案が相次いで発表されています。

 

 

 中でも注目されるのが、自治体ごとに独自に打ち出している子育て支援策のうち、特徴ある支援策をまとめました。

 

 

※各子育て支援策の詳細については、各役所HPや窓口にお問い合わせください。

 

 

 

 

【千代田区】

▼中高生世代への手当支給

中学生、高校生に1人あたり月1万5000円を支給する

 

▼幼稚園の環境を充実

区立幼稚園での給食の提供と預かり保育時間の延長

 

▼区立小中学校の教材費全額補助

区立小中学校で、副読本やドリルなどの教材費を全額補助

 

 

 

 

【中央区】

▼保育定員の拡大

私立認可保育所を開設、増床する事業者に経費の一部を補助し定員を拡大

 

▼預かり保育実施時間の延長

区立幼稚園の預かり保育時間を午後6時まで延長

 

▼学童保育定員の拡大

小学校内に学童クラブを設置し、放課後子ども教室と一体的に運用。民間学童の開設支援も

 

 

 

 

【港区】

▼学童保育のおやつの無償提供

学童の利用児童などにおやつを無償提供

 

▼マッチング型ベビーシッター利用料の補助

小学6年生までの子どもを預ける際に、1時間あたり最大1500円を補助

 

▼大型遊具を設置した屋内遊び場整備

大型遊具を設置した未就学児対象の屋内遊び場を整備

 

 

 

 

【新宿区】

▼小学1年生と中学1年生への入学祝い金を継続

小学1年生1人につき5万円、中学1年生1人につき10万円を独自に支給

 

▼学童保育や放課後子ども広場でのお弁当配送サービス

長期休みなどの昼食配送サービスを拡充

 

▼不登校児童・生徒への支援

通常よりゆとりあるカリキュラムを組めるクラスの設置や、巡回教員の配置

 

 

 

 

【文京区】

▼子どもの学習・生活支援事業

生活困窮世帯の小中学生や高校生の学習、生活や進学、体験活動などを総合的に支援

 

▼中高生居場所事業

区内施設で中高生の自主的な活動をサポートするほか、実験教室などを開催

 

▼学童保育の待機児童対策事業

民間物件を活用した育成室の整備や、学童クラブの誘致促進など

 

 

 

 

【台東区】

▼補助教材費など支援

ドリルや資料集、リコーダー、習字道具などの学用品、校外学習の交通費などを無償化

 

▼特別支援教育の充実

令和8年度に自閉症・情緒障害特別支援学級を新設

 

▼不登校対策強化

ゆとりある時間割を設定したチャレンジクラスの中学校への設置など

 

 

 

 

【墨田区】

▼修学旅行・移動教室の無償化

区立中学3年生と小学6年生の修学旅行や移動教室の費用を無償化

 

▼幼稚園の昼食費補助

幼稚園と認定こども園(教育利用)の保護者に年4万5000円を補助

 

▼5歳児の健康相談

すみだ保健子育て総合センター(保健所)で就学前の相談支援を行う

 

 

 

 

【江東区】

▼児童館の拡充

中高生の居場所作りとして一部の児童館にeスポーツやダンス、バンド活動などをできる環境を整備

 

▼子どもたちの体験活動充実

区内施設を利用したスケートや観劇の体験、海外レストランやホテルなどの疑似体験

 

▼こども家庭支援センター整備事業

23区最多の9つ目となるこども家庭支援センターを令和10年度に富岡地区に開設予定

 

 

 

 

【品川区】

▼区立中学の制服無償化

1セット3万円から5万円ほどの制服を所得制限なく無償化

 

▼中学修学旅行の無償化

区立中学校の修学旅行代金を所得制限なく無償化

 

▼所得制限なしの給付型大学奨学金の実施

医療系や理工農系の学部に進学する大学生に年間54万円を支給

 

 

 

 

【目黒区】

▼乳幼児から中高生までの新たな居場所づくり

乳幼児と小中高生の居場所を一体的に整備し、同時に不登校児童・生徒への支援教室も実施

 

▼子ども・若者社会参画プロジェクト

こどもモニターの募集や子ども若者会議の設置などで子どもの意見を区政に反映

 

▼私立幼稚園の給食費補助

弁当の提供をしている私立幼稚園に対し、園児1人あたり月8000円を上限に補助

 

 

 

 

【大田区】

▼ベビーシッター利用支援事業

未就学児がいる世帯を対象に一時保育が必要な際に利用するシッターの利用料を補助

 

▼母子保健・子育てアプリの導入

妊娠・子育てに関する区からのお知らせや予約機能を搭載したアプリを導入

 

▼朝の学童保育の開室時間の前倒し

学校の休み期間の学童保育の開始時間を午前8時に繰り上げる

 

 

 

 

【世田谷区】

▼区独自の教員配置による教育の質の向上

会計年度任用職員を採用し、小学校高学年の教科担任制の導入などを行う

 

▼「学びの多様化学校」開設準備

不登校の子どもの支援策として柔軟な教育課程を編成できる学校と居場所を整備

 

▼乳幼児短期緊急里親モデル事業

里親の担い手を増やす取り組みとともに、緊急受け入れをできる里親を確保

 

 

 

 

【渋谷区】

▼「探究学習」の強化

小中学校の「探究学習」の取り組みを強化し、企業や大学との連携を促進

 

▼産後ケアの拡充

訪問型や宿泊型の産後ケアに加え、新たにデイサービス型の産後ケアの利用者負担を軽減

 

▼未来の学校プロジェクト

小中学校を最新鋭の施設に順次、建て替えていく

 

 

 

 

【中野区】

▼児童館の機能拡充

乳幼児向けや中高生向けなど児童館の機能を拡充

 

▼産後ケアの充実

訪問型産後ケア事業の利用者負担の軽減。ショートステイを行う助産院への補助加算

 

▼常設プレーパークの開設

江古田の森公園の里山に自然の中で遊べるプレーパークを常設する

 

 

 

 

【杉並区】

▼子ども食堂支援

月に1回以上、食堂を開催している団体の運営補助

 

▼朝の居場所確保

小学生の始業前の居場所確保事業。新たに2校程度で開始

 

▼子どもの学習等支援事業の拡充

不登校の子どもなどへの支援を行う施設を区内3か所に増やす

 

 

 

 

【豊島区】

▼朝と帰宅時の見守りの全校実施

午前7時45分から登校時間までの見守り。下校時間帯の見守り

 

▼不登校対策の強化

不登校対策支援員と教職員らが連携し対応する「校内教育支援センター」を全中学校に設置

 

▼子ども・若者の居場所づくり

食事の提供・学習、遊びの体験の提供などを行う団体を支援

 

 

 

 

【北区】

▼アウトリーチ型の子育て支援

産後ケアの居宅での実施や、子ども食堂などの運営者による子育て世帯訪問を実施

 

▼助産師による講座や交流会

助産師による交流会などを児童館などで実施

 

▼在宅子育て家庭への支援強化

子どもを在宅で育てる保護者が孤立しないよう託児付きの講座・食事会を開催

 

 

 

 

【荒川区】

▼修学旅行・補助教材などの無償化

区立小中学校の修学旅行や移動教室の費用、補助教材、卒業アルバムの購入費などを無償化

 

▼中学3年生までのインフルエンザ予防接種費用無償化

注射に加えて令和6年に承認されたフルミスト(鼻スプレー)の接種費用無償化

 

▼学校給食費無償化の補助単価引き上げ

食材費の高騰を受けて給食費の補助単価を1人あたり29円から55円引き上げ

 

 

 

 

【板橋区】

▼ウェルカムベビー講座

母親・両親学級をリニューアルし、対面、オンライン、パートナー向けなどコース多様化

 

▼父親のメンタルヘルス向上

乳幼児検診などで父親向けの質問票を導入。「パパのためのこころの相談室」実施

 

▼家事・育児支援事業利用促進

妊娠中から子どもが0歳までのヘルパー利用を10時間無料、産後ドゥーラ利用補助

 

 

 

 

【練馬区】

▼児童施設退所などの若者支援

児童養護施設などを退所し、自立する18歳以上の若者に支度金や家賃などを支援

 

▼保育所の1・2歳児の定員増

区立保育園の0歳児定員を活用して1歳児の受け入れ拡大。私立保育所の定員増のための改修を支援

 

▼「ねりまママパパてらす」

英会話やアロマ作りなどのスキルを持ったママパパ講師の講座の運営支援など

 

 

 

 

【足立区】

▼子育て応援隊事業

5か月から1歳4か月の子どもがいる全世帯を対象に1か月から2か月に1回、支援員が訪問

 

▼子どもの未来応援事業

夢や目標がある若者支援のため部活動や習い事、資格取得などのチャレンジに5万円支給

 

▼大学等受験料・模擬試験料助成

児童扶養手当を受給する1人親家庭などの中学3年生、高校3年生に助成

 

 

 

 

【葛飾区】

▼修学旅行・移動教室など無償化

区立中学校と小学校の修学旅行、移動教室などの費用を無償化

 

▼ベビーカーなどの購入・レンタル費用助成

3歳未満の子ども1人あたり1万5000円を上限に助成

 

▼生徒会応援プロジェクト

生徒会を中心に魅力的な学校作りを考えて活動してもらうため、区立中学校に3万円ずつ配布

 

 

 

 

【江戸川区】

▼ベビーシッター利用支援事業

未就学児を対象に年間50時間までシッター利用を無償化

 

▼小学校の学用品の公費購入

算数セットや粘土板、辞典などを公費で購入。6年間でおよそ2万円の保護者負担軽減

 

▼乳児養育手当

0歳児を養育する保護者に月額1万3000円を支給

 

 

 

 

 

 2025年2月27日付 NHK首都圏ナビより

 

 東京23区・埼玉・千葉・神奈川 2025年度 子育て支援策をまとめてみた | NHK

 

 

 

 

 

 

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