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国による養育費立て替え制度、法相が検討表明

 

 

 

 

2020年1月24日速報

1月28日追記

 

 

国による養育費立て替え制度、法相が検討表明

(問題提起)公正証書がないと泣き寝入り?

 

 

「離婚相手から養育費を受け取れないひとり親家庭の困窮を防ぐため、国が立て替える制度の創設に向け、森雅子法相は23日、有識者で構成する勉強会を27日に設置する方針を固めた。」

 

「養育費の不払いが社会問題化する中、両親が離婚した子供が経済的な不利益を被らないよう、関連法の改正や法整備の検討に入る。」(2020年1月24日付 産経新聞)

https://www.sankei.com/west/news/200124/wst2001240013-n1.html

 

 

(1月28日追記)

 

「加藤勝信厚生労働相と打ち合わせを進めており、調停や公正証書などで支払い義務が確定しているのに養育費が支払われていないケースについては、国の立て替えを検討する意向を示した。」(2020年1月28日付 産経新聞)

https://www.sankei.com/life/news/200128/lif2001280027-n1.html

 

 

<ポイント>

 

●法務省を中心に、国による養育費立て替えに向け、関連法の改正や法整備が検討される

 

●ただ、調停や公正証書などあることが前提となる意向

 

 

問題提起

 

●公文書がない場合は泣き寝入りするしかないのか?

 

→DVなど、離婚をすることが精いっぱいで公正証書が作成できないケースはどうなるのか議論が必要だと思います。

 

 また上記勉強会が参考とする、スウェーデンやフィンランドなど養育費の立て替え制度を導入している国は、「養育費を払われて当たり前の社会保障」として考えています。

 

 スウェーデンは養育補助法のもと、社会保険事務所が養育費立替支払いをしているため、養育費の不払いはほとんどありません。

 

※アメリカ、韓国、スウェーデンなど各国の養育費確保の取り組みをコチラにまとめています。

 

 養育費は子どもの権利であり、支払われないことが異常なことなのです。(詳しくはコチラ

 

※なお、公正証書についてはコチラをご覧ください。

 

 

ご意見抜粋

 

上記について、皆さんのお声を聞かせていただけますと幸いです。

 

ご意見のある方は、エスクルLINEより気軽にご連絡ください。

 

●DVで逃げたまま 離婚になりましたが勝手に子どもを連れ去ったと言われ 養育費の支払いは ありません。養育費を支払わなくても 罰則もなく 堂々と生きていけるのだということを 痛感させられました。

 

●DVにより 子どもと避難し 離婚しました。養育費の取り決めをできないまま別れたため、養育費が払われず 困っています。

 

●私は未婚の母です。授かり婚予定の妊娠中にパートナーが逃げて行方がわからなくなったため、慰謝料どころか養育費もなにもなく他の支援も受けられず毎日とても辛いです。

なによりも世間の目が冷たく怖いです。相手を見る目がないお前が悪いと言われ苦しいです。悪いのは無責任な男の人ではないのでしょうか。私が悪いのでしょうか。

 

 

(参考)

 

●DVによる離別のひとり親コミュニティ

 

 LINEアプリを利用したオンラインサークルの活動の中で、DVによる離別のひとり親のための場所を作っています。(詳しくはコチラ

 

未婚の母のコミュニティ

 

養育費未払いのひとり親コミュニティ

 

 その他にも上記など様々なコミュニティも設けています。

 

 

 

【記事の詳細】

 

2020年1月24日付 産経新聞

 

https://www.sankei.com/west/news/200124/wst2001240013-n1.html