関係各位速報
父子家庭アンケート及びヒアリング調査
集計結果速報
父子家庭アンケートの集計結果と並行して行いましたヒアリング調査について以下の通り、共有します。
ご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
<シングルファーザーが社会的に「孤立」する背景>
・絶対数が少ないため、身近に同じ父子家庭がいない
・行政支援は所得制限によりほとんど受けることができない
・さらに母子家庭のみを対象とした支援もあり、そもそも利用することができない
・母子寡婦福祉連合会、シングルマザー支援団体なども「母子家庭」を対象としている
・中には父子家庭も対象としているケースもあるが、母子やシングルマザーという名前のため参加できない
・シングルファーザーならではの悩み(家事・娘の思春期の対応・PTAなどママ会対応など)を相談できない
→コロナ禍による経済的な影響に加え、社会的・精神的な「孤立化」が進んでいる。
<父子家庭アンケート調査の概要>
・コロナの影響で5割強が収入減・収入減の見込み
・コロナの影響で5割強が支出増
・児童扶養手当を6割が受給していない
→多くの行政支援は児童扶養手当世帯を前提としている
・8割が親と同居していない
・6割が残業や子どもの急病時に預ける場所がない
・8割が養育費をもらっていない
・児童扶養手当の所得制限の緩和が必要の回答は9割
有効回答件数:233件
※以下のデータはスマートフォンで見やすいようにまとめています。(PCの場合は文字が見づらいなどあるかもしれません。)
シングルファーザー予定者:5.2%、未婚シングルファーザー:0.9%
収入が去年より増えた:5.2%
支出が去年より増えた:6.9%
20代:3%、60代以上:0.4%
パート・アルバイト:3.5%、無職:3.9%
(今後の対応)
今回のアンケート調査をもとに厚生労働省をはじめ行政に働きかけていきます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。